検証

炊き込みごはんの具材の大きさってどれくらい?

舞茸ごはん 検証

先日、もち米を使った時の水加減についてお話ししました。その時の記事はこちら

今回は炊き込みごはんの具材の大きさについてお伝えします。

炊き込みごはんは、ひと口にご飯と具材と一緒に食べることが多いので、具材はあまり大きくしない。というのが一般的です 。

その一方で、驚きというか、意外性というか
炊きあがったお鍋の蓋をあけたときに、大きな具材がドーーーーーン!とあると面白い!

例えばですけど、さつまいも一本ご飯の上に乗っているとか、インパクトのある料理を作りたい。SNS時代なのでそんな人もいらっしゃると思います。

では、どれくらい大きなものまで大丈夫か。

ですが、この時は炊飯とは何か。を知っていると自然と答えが出てきます!

炊飯とは、生のかたいお米を柔らかく食べられ状態にする行為ですが、その時に必要なのが、加熱です。
この加熱、炊飯には98度15分~20分必要と言われています。

ということで、炊飯には98度15分以上が必ず続くというわけなので、98度15分で火が入る大きさならばOK。となります。

そうすると、大きなさつまいも一本は難しそうだけど、輪切りにしたさつまいもなら大丈夫そうかな?という計算になる訳です。
※それで火が入らなそうならあらかじめ火を入れておくっていうのも手ですよね!

栄養士校で調理科学を交えて色々な料理を教えていますが、料理はデザインだ。とよく伝えています。
どんな料理を作りたいかまず想像する。
次にその料理をどうしたら作れるのかは調理科学をもとにすれば、数学の証明問題のように解けるはず。

調理科学というとなんだか難しいですが、美味しくするためのヒントだとでも思っていただけると良いと思います。

舞茸ごはん

難しく捉えられがちな調理学。
実はとっても楽しいし、へえ!ってことが沢山です。
楽しく身近に感じてもらえるようにこれからもお伝えしていきたいと思います。

写真の炊き込みごはんはこちらでご紹介しています。詳しくはこちら>>

皆さんも秋の味覚、楽しんでくださいね!

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